生活習慣病関連の知識

尿酸値を下げる食べ物・サプリ・運動


食生活の西洋化に伴い、血清尿酸値が高くなる人が多くなっています。これは血液の液体成分である血清における尿酸の濃度を示した数値です。尿酸とは細胞の中にある核酸の抗生物質であるプリン体が、肝臓で分解されるときに生じる老廃物のことを言います。尿酸値が高いまま放っておくと高尿酸血症を発症し、痛風に進行することがあります。


痛風は関節に激痛が走る病気で、糖尿病や高血圧、高脂血症などと合併を起こすと、心筋梗塞や狭心症を招くこともある怖い病気です。検査で高いことが分かった場合は、早めに医師に相談し、生活を見直して対策を立てることが大切です。


尿酸値が高くなってしまったときは、食事や運動などの生活習慣を見直すことから治療がスタートします。まず食事の見直しでは、総エネルギーを抑えることを考えます。肥満を解消することで尿酸値を下げることができる場合があるからです。大食い、早食い、不規則な食事などは避け、ゆっくりよく噛んで食べることを意識することが大切です。次に、プリン体を多く含む食べ物を避けるように工夫します。食べ物から体内に入るプリン体は全体の2割程度なので、必要以上に神経質になる必要はありませんが、鶏レバーやマイワシ干物など、プリン体が多い食品を知っておくことは有益です。


肥満解消のためには、運動を生活に取り入れることも大切です。運動は有酸素運動を選び、かつ日常生活の中で手軽に行うことができるものを選びましょう。目的の駅の1つ前で下りたり、エレベーターではなく階段を使うなど、日常の場面で実践できるものを選ぶのが長続きの秘訣です。普段あまり運動をしない人が急激な運動を行うと、かえって尿酸値が高くなることがあるので、注意が必要です。


有効成分が含まれているサプリメントを利用するのも効果的です。尿酸値を下げるのに効果がある成分には、アンセリンなどがあります。これはプリン体をエネルギー代謝に再利用するように働き、尿酸の産生を抑えてくれる上、排出を促すと言う効果もあります。