生活習慣病関連の知識

サポニンには副作用・毒性がある?摂取量の目安は?


サポニンは、植物の根・葉・茎などに含まれている成分で、ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは、植物の色素や苦み、渋みの成分のもとになるので、緑黄色野菜や果物、豆類、お茶などに多く含まれています。
サポニンを含む植物は現在分かっているだけで200種以上あると言われていますが、私たちに身近な食材には、大豆、黒豆、ゴボウなどがあります。


また、高麗人参や田七人参にも含まれ、これらは市販されているサプリメントやお茶などを利用すると効率よく摂取することができます。
サポニンという言葉は、石けんや泡を示すサポというラテン語に由来します。
というのも、水に溶かすと、石けんのように泡立つ性質があるからです。


この性質は私たちの体の中に取り入れられると同じような働きをするため、血中の脂肪や悪玉コレステロールを吸着して排出したり、便通を良くする効能があります。
また、過剰なブドウ糖が脂肪として蓄積されないように防ぐ働きや、腸の中で脂肪が吸収されないようにする作用があることも分かっています。
様々な植物に含まれ、多くの効能を持つサポニンは、一般的には過剰に摂取しない限り、副作用や毒性はないと言われていますが、念のため、安全性は確認しておいた方が良いでしょう。
過剰に摂取した時に起こるリスクとして考えられるのが、赤血球を破壊する溶血作用と細胞膜を破壊する作用です。


ただ、溶血作用は、加熱処理すると働きをなさないため、大豆や小豆、黒豆などを食事で食べる分に関しては、毒性や副作用をもたらすような問題は発生しません。
そして、高麗人参に含まれるサポニンは毒性がないので、副作用はないと言われていますが、サプリメントは成分が凝縮されているため、利用の際は使用量を確認し、摂取目安量を守るようにしましょう。
ちなみに、一般的には大豆サポニンの1日の摂取目安量は100?が推奨されています。


そして、サポニンには血行を良くする作用があるため、熱が出ている時は頭痛を起こす可能性があるので、気を付けましょう。
サポニンは高い効能をもたらす成分ですので、適切な量を摂取し、健康に役立てたいものです。