血糖値・糖尿病の知識

糖尿病治療での病院はどう選べばよい?


糖尿病と診断されるのは、他の病気で血液検査を行ったら、血糖値が高くなっていたために診断がおりたということも良くあります。そのため、一般的な内科でも継続的な糖尿病の治療を行っている方も、実際に大勢いるのが現状です。


しかし、糖尿病は食生活の改善や積極的な運動の習慣をつけるなどの生活習慣を見直すことで、血糖値の改善も目指せます。そのためには、やはり、専門外来がある医療機関での治療が望ましいと言えます。


現在では、糖尿病に特化している専門外来もありますし、総合病院では内科でも糖尿病を特に重視して診てくれるところも多くなっています。


そういった専門外来であれば、血糖値のコントロールをどんな風にして行うのが良いのかも、適切に指導を行ってくれるので、意識を高めることが出来るようになります。


また、血糖値を上げないための食事の指導や適度な運動がどの程度であるのかも、良く相談をすることが出来るので、総合的に内科の疾患をすべて診ている病院よりも、専門的な治療に関する提案や指導を受けられるようになるのでお勧めです。


しかも、血糖値を下げるために糖尿病の薬を服用している場合には、適切な管理を行っていないと血糖値が下がり過ぎてしまうために、倒れてしまうこともあります。


そのためにも、服用している期間は、適切な管理が行ってもらうことが出来る専門外来の方がお勧めだと言えます。


専門外来では、糖尿病の患者さんに向けての様々な生活習慣の指導や提案を行ってくれたり、きめ細かな相談をしたり出来るので、より生活習慣を見直すことが患者さんもしやすくなります。


出来れば、院内で栄養士と相談が出来る環境があれば、より具体的に食事のメニューについても指導が受けられるようになるので、治療に役立つようになります。


単に血糖値を正常値に保つために、薬を処方するだけではなく、正しい糖尿病との付き合い方を指導をしてくれる専門外来の方が、予後も良くなる可能性が高くなります。


糖尿病治療で入院する場合の期間と費用について


糖尿病の入院には3種類あり、どれになるかによって期間が異なります。


1つ目は検査入院で、3泊4日が基本です。通院のときの血液検査や尿検査に加えて、心電図検査、眼底検査、ケトン体検査、腹部エコー検査、合併症に関する検査、などが行われます。血糖値の1日の変化も調べることができます。


2つ目は教育入院で、1週間〜2週間です。患者さんに糖尿病についての正しい知識を身につけてもらうことが目的で、治療方針について説明されます。薬の飲み方や食生活のポイントなど生活習慣の改善をはかります。入院中には、食事療法、運動療法、薬物療法の詳しいやり方を教育されます。


3つ目は通常の入院で、症状や医療機関によって異なりますが、だいたい4週間が多いです。薬物療法でも症状が改善しない場合や、重症患者さんが対象になります。4週間というのはあくまで目安で、改善が見られない場合にはこれよりも長引くことになります。


どれくらい費用がかかるかというと、まずは部屋代がかかります。大部屋よりも個室が高くなります。内科病棟は一般的に4人部屋が多いです。


毎日の食費(給食費)や、検査入院や教育入院のときにも検査費用がかかるので、そのぶんのお金がかかります。糖尿病の入院で必要なのは、部屋代、食費、検査費用、くらいです。さらに入院用のパジャマや歯ブラシなど備品に少々お金がかかります。


入院費用は1ヶ月ごとに請求されます。例えば教育入院で3割負担が受けられる場合には、飲み薬や点滴、検査の費用がかかるので、月に15万円程度かかります。インシュリン療法をする場合にはさらに数万円かかります。


入院が長引いた場合には医療費の負担を軽減してくれる措置として、高額療養費制度というのが使えます。国民健康保険の加入者で、1人が1ヶ月に医療機関にかかって自己負担額を超えた場合に、超えたぶんだけの金額が支払われる制度です。


1ヶ月15万円前後として考えて、入院日数にかけて計算すれば費用の目安がわかります。