血糖値・糖尿病の知識

どんな時に血糖値は上がる?食事以外でも上がるの?


糖尿病を患っている患者さんにとって、血糖値のコントロールはとても大切になってきます。


血糖値が上がるのは、ブドウ糖を摂取した時に、血中の中でエネルギーとして変換されていく為です。この過程の中で、健常な人は自分の膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値が上がりすぎないように調節をしてくれていますが、糖尿病患者はこのインスリンがうまく分泌されずに、血糖値を下げることができなくなってしまいます。その為、どんどん血糖が上がり、高血糖になってしまうのです。高血糖が続くと昏睡状態になってしまったりと命の危険が伴います。


血糖値が上がる主な時は、食事です。血糖はブドウ糖に深く関係しており、このブドウ糖は私たちの主食である炭水化物に多く含まれています。炭水化物はエネルギーとして区分されていますが、炭水化物の中に含まれているブドウ糖が、体を動かすことに必要不可欠な栄養素なのです。このブドウ糖を摂取した時が一番血糖値が上がります。急激な上昇を避けるために、サラダなどから食べるようにすると良いでしょう。


また、食事以外でも上がる可能性があることを知りましょう。現代人に多いストレス、これも血糖値に関わっています。ストレスにより交感神経が刺激され、緊張してしまいます。その為、リラックスされる副交感神経の働きが弱まってしまい、インスリンの分泌の妨げになってしまうのです。ストレスも値には大きく影響します。


さらに、風邪や体調不良の時にも高血糖になりやすいです。これはシックデイと呼ばれ、インスリンの必要量が激変したり、食事がうまくとれない場合などのことを言います。発熱などの時には、拮抗ホルモンと呼ばれる血糖値を上げる作用が働き、その為高血糖になりやすくなります。シックデイの時には1型糖尿病の方は特に注意が必要です。必要インスリン量が変化しますので、しっかりと管理しましょう。また、食事が取れない時の対処法を学んでおくことも大切になってきます。